TREK Madone Gen7のカスタムを進める中で、足回り(タイヤ周り)のアップデートとして導入したのが「TPUチューブへの変更」と「クリックバルブ(Clik Valve)化」の組み合わせです。
「足回りを軽くして走りを軽快にしたい」「でもチューブレスのメンテナンスの面倒さは避けたい」というワガママな悩みを一発で解決してくれたのが、この超軽量TPUチューブでした。
さらに、新世代のバルブシステム「クリックバルブ」を併せて導入したことで、走りの軽やかさだけでなく、日々の空気入れ(ポンピング)のストレスが完全にゼロになるという衝撃的な進化を遂げました!
今回は、この2つのカスタムを組み合わせて感じた実際のメリットや使い心地、注意点を本気でレビューします。
1. なぜ「TPUチューブ」を選んだのか?(ブチル・チューブレスとの比較)
足回りの軽量化を図る際、ブチルチューブからの移行先として「チューブレス化」か「TPUチューブ化」かで迷うサイクリストは多いはずです。
僕がTPUチューブを選んだ理由は明確です。
- 圧倒的な軽さ: ブチルチューブ(約100g〜120g/本)に対し、TPUチューブは約30g〜40g/本と激軽!
- 運用が圧倒的にラク: シーラントの管理やビード上げ作業が不要で、万が一のパンク時も予備チューブとの差し替えで即復帰できる。
- 転がり抵抗の削減: ブチルに比べてしなやかで、タイヤの変形ロスが少なく転がりが軽い。
前後で約120g〜150g以上のバネ下重量(回転体)が削れるため、ホイールやタイヤをハイグレード品に変えたのと同等以上の軽量化効果を低コストで手に入れることができます。


2. 実走行インプレ:ペダリングの踏み出しとダンシングが驚くほど軽い!
TPUチューブに変えて最初に感動するのが、ペダルを踏み込んだ瞬間の「かかり」の軽さです。
特に以下の場面で明確な体感差が出ます。
- 信号待ちからの発進(ストップ&ゴー): スッとバイクが前に押し出される感覚。
- ダンシング(立ち漕ぎ): バイクを左右に振ったときのレスポンスが軽快。
- ヒルクライムの登坂時: 足回りの重たさが消え、一定トルクで回し続けやすい。
また、懸念されがちな「乗り心地」に関しても、空気圧を適切(※内幅23mmリム×30cタイヤで4.5bar前後)に調整することで、路面の突き上げ感をTPU特有のしなやかさでしっかり吸収してくれます。
3. 革命的ストレスフリー!「クリックバルブ(Clik Valve)」とは?

TPUチューブ化と同時に導入して、TPU以上のインパクトを受けたのが「クリックバルブ(Clik Valve)」への変更です。
従来の仏式(フレンチバルブ)は、先端の小さなネジを緩め、ポンプ口金を力任せに押し込んでレバーで固定し、抜くときは「プシュー!」とエアが漏れながら引っ張る必要がありました。
クリックバルブは、「ワンタッチでカチッとハメて、引くだけで外せる」という全く新しいバルブ構造です。
実際に使って分かった「クリックバルブ」の凄さ
- バルブ先端を曲げるリスクがゼロに: 仏式特有の「先端の細いネジが曲がる・折れる」トラブルから完全に解放されます。
- 空気漏れなしの完璧な接続: ポンプをセットした瞬間のエア漏れがなく、確実に狙った空気圧までポンピング可能。
- 取り外しがワンタッチ: レバー操作も不要で、手前に引くだけで「カチッ」と抜けます。
ライド前の「空気入れ作業」という地味な作業が、クリックバルブのおかげで快感すら覚えるスムーズなルーティンに変わりました!
従来のポンプにクリックバルブのアダプタをつけるだけでOK!


4. TPUチューブ×クリックバルブ運用で知っておくべき注意点
メリットだらけのカスタムですが、実際に運用して分かった注意点も正直にお伝えします。
- 予備チューブ(パンク対策)の持ち歩き: TPUチューブはパンク修理パッチ(専用品)での補修も可能ですが、出先では新品のTPUチューブへまるごと交換するのが一番確実です。畳むと超コンパクト(ブチルの1/3以下)なので、サドルバッグの圧迫はありません。
- リムブレーキ(熱)への注意(※ディスクブレーキは問題なし): TPU素材は熱に弱いため、リムブレーキホイールでの長距離ダウンヒルでは熱リスクがあります。ただし、Madone Gen7のようなディスクブレーキ車であれば熱問題は一切関係なく、100%の性能を発揮できます!
まとめ:足回りカスタムのコスパ最強セット!
「TPUチューブ × クリックバルブ化」は、数あるロードバイクカスタムの中でも最も費用対効果(コスパ)が高く、体感・実用性の変化を実感できる神カスタムです。
- とにかく手軽に足回りを100g以上軽量化したい人
- ダンシングや登坂での漕ぎ出しを軽快にしたい人
- チューブレスのメンテナンス(シーラント汚れ等)に疲れた人
- 毎回の空気入れ作業のストレス(バルブの折れ・空気漏れ)を無くしたい人
走りの軽やかさと日々の使い勝手の良さ、どちらも妥協したくないサイクリストは、ぜひこの「TPU×クリックバルブ」の組み合わせを試してみてください!


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